2018年03月24日

2018年 2月部門別学習会


こんにちは😃
作業療法士の田中です。

2月の部門別学習会では
理学療法士は「車椅子調整について」
作業療法士は「症例検討」の学習を行いました。

作業療法の「症例検討」では
訪問リハビリ、回復期リハビリの先輩が発表をしてくれました。

訪問リハビリの先輩の発表は
「余暇の充実に向けて、多職種・家族の連携」に力を入れた症例について発表を
行ってくれました。

症例については、ある病気にかかったことで外出機会・活動範囲を自身でかなり制限して
生活していたそうです。
しかし、その中で誤った自己判断もあったためDrに確認することを一緒に共有しながら
本人にDrに確認してもらう、過活動後のフィードバック(リスク管理と身体ケアの指導)や
家族にも疲労経過の確認を行ったことで、最終的には「さんさ踊り」「コンサート」など
病前に行っていた活動の再開に繋がったそうです。

作業療法士だけでなく、Drや家族にも連携を図ったことで、外出機会や活動範囲が多くなった
この症例は訪問リハビリの先輩だからこそ出来るのだと思いました!!
自分もこのように関われたらなと思います


回復期の発表では「高齢脳卒中患者のADL(日常生活動作)自立と家事再開を目指した症例」
について発表ありました。
症例については90代の脳卒中患者であり、麻痺症状が残存していましたが
病前より家事動作を担っており、退院後も家事動作の再開希望が聞かれていたそうです。

その症例に対して合意目標を立てて、段階づけて介入した結果、機能回復や家事動作は一部再開に
繋がったとのことでした。

入院期間中は、自主トレーニングなどを本人に指導したことで訓練以外にも意欲的に取り組んで
くれたことも機能回復に繋がったのではないかと考察がありました。

各グループに分かれて、「自主トレーニングはどうしたら定着できるか」というテーマで
話し合いを行いましたが、私のグループでは「家族に協力してもらう」
「普段の生活から麻痺側を使用するようにする」といった意見が挙がりました。

私なら、それを行うことでご褒美があったりしたら頑張れると思います😃笑
読者の皆さんなら、自主トレーニングを行って下さいと言ったらずっと継続できますか?
また何があったら頑張れますか?(^^)

それではこの辺で(^^)/~
posted by 川久保病院リハビリ at 17:01| Comment(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月02日

2018年2月科内学習会 〜心不全のリハビリテーション〜


こんにちは!リハビリテーション科の西條です!!


2月の科内学習会は岩手県立中央病院のリハビリテーション技術科の田中結貴先生を講師としてお招きし、
「心不全のリハビリテーション」というテーマで学習を行いました。

DSCF5052.JPG

心不全とは、
心臓の働きが不十分な結果として生じた体の状態を言い、実は病名ではないことを知っていましたか?

その状態には「慢性」と「急性」があり、症状の程度を問わず、状態がほぼ一定している場合を「慢性心不全」と言い、
もともと心臓病を持っている慢性心不全の患者さんが何かの原因で症状が急速に悪化した場合や、心臓病を持っていない方で急に心臓の働きが低下して心不全症状が出た場合を「急性心不全」と言います。

心不全の特徴として、心機能は徐々に低下し、ADLも徐々に低下が見られ、様々な要因で容易に病態が悪化することもあると言われています。

心不全が増悪する原因としては、塩分・水分制限の不徹底が一番多く、ついで感染症、過労と不整脈が多いと言われています。自身で管理しなければいけない要因が多いため、日常生活でどれだけ意識して行えるかが重要となります。

入院中の患者さんであれば「過労」という部分に対して、どのぐらい動いたら息切れがするのか、胸部不快感はないか等の自覚症状の確認や運動前後でのバイタルサインを評価し、その方の退院後の生活をイメージしながら指導を行っていきます。
リハビリテーションを行うにあたって、負荷量を設定する基準を元にしたり、モニターで心電図を確認したり、バイタルサインを行ったりとリスク管理がとても重要となってきます。


今回の勉強会で改めて気をつけていかなければならない点と新たに多くのことを学ぶことが出来たので今後の診療に活かし、更に知識を増やしていきたいと思います。

DSCF5053.JPG

ではまた(^^)/
posted by 川久保病院リハビリ at 13:22| Comment(0) | 学習会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年02月22日

2017年度 岩手民医連学術運動交流集会へ参加

こんばんは

岩手の川久保病院リハビリテーション科で
理学療法士をしている坊主の吉田です

2月18日は、二十四節気の「雨水」という季節にあたるみたいですね

雨水とは、18から雨に変わることや、雪解けしてくる季節のようですね
二十四節気という考え方を初めて知りました

さてさて、先日の17日に
「2017年度岩手民医連学術運動交流集会」が開催されました

写真は手元にないので、文字でお伝えできればと思います


大会長は、小児科の蒔苗先生でした

今大会のテーマは
「人のつながりが生む力」〜医療・介護の一線を越えて〜

記念講演として、
「日本の貧困、The Health Gapから学ぶ」
北海道民医連の尾形和泰先生の講演でした

尾形先生の話は聞きやすく、
健康の社会的決定要因に対する理解が深まったと思いますし、
始めて聞く人にとっても理解しやすいお話しでした

尾形先生は、
社会格差という本の翻訳に関わっていて、
その裏話とか・・・

かくいう私は、私は指定演題の座長をさせていただきました

指定演題は、
「歯科からみる貧困そしてSDH問診の重要性」
歯科の田村栄樹先生

「無料低額診療の取り組み」
川久保病院の相談室の佐々木穂波さん

「社会的背景を捉え個別性のある支援が出来る問診方法の工夫と成果」
さわやかクリニックの平賀貴子さん

「仁王ケアセンターすみれ 今までの10年〜そしてこれから〜」
仁王ケアセンターすみれの浅沼友樹さん

の4名の方から報告がありました

どれもステキな発表であり、
この事例が共有できたことが、
非常に有意義だったと思います


そして、
リハビリテーションとSDHを考える時には、
「健康」というテーマが欠かせません

リハビリテーションが「全人間的復権」「その人らしい暮らしの実現」とするならば、
そこには「健康」という問題は避けて通れません

WHOの健康の定義では、
身体的、精神的、社会的という言葉が出てきます

どれかが大きく欠けていては健康ではないとも読み取れますが、
どれかが満たされている状態でも健康を感じられるとも読み取れます

そういう意味では、
リハビリテーションは、
SDHの視点を持って、
社会的な背景に関しても治療していく・対応していく
ってことが求められるのかもしれません

それを感じさせるような壮大な学術運動交流集会だったと思います

それぞれの人が、何を感じるかはわかりませんが、
多くの人の社会的な健康の決定要因の事が伝われば嬉しく思います


それでは、本日はこの辺でぇ
でわでわぁ(@^^)/~~~



岩手 川久保病院 リハビリテーション科
 理学療法士 吉田裕也
posted by 川久保病院リハビリ at 17:59| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする